307−駐車場

商売柄、何かの映像をイメージすることは人と比べると多少は多いように思いますが、そのイメージが時々イメージの領域を超えてしまっていることがあるという事に最近気がつきました。

それは何故か『駐車場』をイメージするときに限られていて、最初にそれに気づいたのは車で15分程の距離にある郊外型のショッピングセンターに妻と一緒に買い物に出かけたときでした。


その日は週末でしたのでおそらく駐車場はいっぱいだろうと車の中で妻が言うのですが、私には満車に近い駐車場の中のひとつの空きスペースに自分が車を停めている映像が見え、実際にその場所に駐車が出来たのです。

それが1回や2回ではなく、どんなに混雑している時でもそのショッピングセンターに出かけるときはほぼ100パーセントの確率でイメージ通りに駐車出来るのです。


どうもそれは想像ではなく実際の映像が見えているというか、ちょっと未来の映像が見えているようなのですが残念なことにそれほど精巧な仕組みではないらしく、隣の車のナンバーや車種までは見えていないのです。

ただ大きな車とか小さな赤い車程度なのです。

それでも結構重宝しているのですが、不思議な事に雨の日と満腹の時にはさっぱり見えないのです。


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