417−本能

自分の体の機能でこれはほとんど無意味なのではなかろうかと思うことがあるのですが、余りにもくだらないことなのでそれを他人に話したり、親しい人たちに訊ねる事もなくそのままにしていることがあります。いえ、ありました。

というのはこの間たまたまKさんと雑談している時に何かの拍子にKさんがそのことに触れたのです。自分だけではなかったことにビックリしたのとそのことを公にする事のできるKさんの器量に感服しました。

その機能というのは『自分の意思とは無関係に後方の物音や話し声に耳が反応して耳全体が後方に引っ張られるような感覚がある。もしくは実際に動いている』というものです。

重要なのは『意思とは関係ない』というところで、それを体験すると疾うの昔に封印された自分の中にある動物としての本能の部分を垣間見るようでチョット嬉しい気持になるのです。


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