350−エコバック

今年高校を卒業したばかりの妹の娘がどこかで買い物をした折に景品でエコバックを貰ったらしいのですが、黄色い色が気に入らないらしく母親(妹)にプレゼントします。

妹もそれほど気にいってはいないようでしたが娘からのプレゼントを無下に断る事も出来ず適当に礼を言って引出しにしまおうとするのですがコンパクトに折り畳まれたエコバックを一度開いた上でチャンと元の様に畳めるか試したらどうかと娘に言われます。


使わない時にコンパクトである事がエコバックの良い所なのだと言われ「妹はそんなことはわかっている、小さく畳む事くらい自分にも出来る」と言い張ります。

妹の娘は普段から母親のいい加減さを知っていますから今ここでやって見せろと言って聞きません。

しばらくスッタモンダした揚句、根負けした妹が「わかった、わかった、やればいいんでしょ」と言いながら黄色いエコバックを開くのですが、本来の形になったエコバックを見てその場にいた全員が固まります。


小さいのです。弁当箱が1つ入るか入らないかくらいの大きさしかなかったのです。

その場にいた全員が通常の大きさのエコバックをイメージしていたものですから当然大爆笑になるのですが、もし確認せずに妹がどこかのスーパーで大量の買い物をしてそのエコバックをレジで広げていたらと思うとおかしくて涙が出ます。


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