119−決定

知り合いに高額の宝くじ(と言っても100万円ですが)に当たった人がいるのですが、話を聞くと「当たるような気がした」とか「当たる夢を見た」とか言うのです。

そう言う話はよく聞ききます。

中には発表の前に当たりを確信していたりする人もいたりするのですが、なぜかそういう人は本当に当たるのです。

私も宝くじではありませんが美術関係の大きな賞を頂いたときに何度かそのような経験があります。

『そうなればいいなぁ』みたいな希望とか願望ではなく『そうなる』という確信があるのです。

もしくは『そうなった』という過去形だったりします。

もしかするとそれはすでに未来に起こっていることで、その時の感情や意識が何らかの形で過去の自分に作用しているだけなのではなかろうかと思ったりもします。

だとしたら未だに高額の宝くじが当たるという確信がないところを見ると、やっぱり当たらないのかなぁ…


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